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ブルーレイ&DVD 11月22日(金)リリース!

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著名人からのコメント

取り戻せるのか?

必ず、救出する

アントワーン・フークア監督 『トレーニング デイ』

エンド・オブ・ホワイトハウス

ジェラルド・バトラー『300 スリーハンドレッド』アーロン・エッカート メリッサ・レオ アンジェラ・バセット モーガン・フリーマン

6月8日(土)全国ロードショー

全米大ヒット!宿命の救出にたった一人で立ち向かう【スペクタクル・エンタテインメント】

©OLYMPUS PRODUCTIONS,INC

3月22日に全米公開され、『ダイ・ハード/ラスト・デイ』を凌ぐオープニング成績、2013年公開のアクション映画としては週末興行収入第1位の大ヒットスタートを記録。
世界で最も安全だったはずの建物を舞台に、かつて類を見ないリアル感と臨場感をもって描かれる奇襲と攻防、そして宿命の救出。それが『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア監督、『300/スリーハンドレッド』『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラー主演最新作、スペクタクル・エンタテインメント『エンド・オブ・ホワイトハウス』だ。
7月5日独立記念日の翌日、世界の中枢、地球上最強のセキュリティを誇るホワイトハウスが、アジア人テロリストによる前代未聞の陸空同時奇襲により陥落した。【鉄壁の要塞】が、たった13分で占拠され、15分後には敵を守る【難攻不落の要塞】となったのである。
大統領を人質に取られたうえ、特殊部隊の突入も失敗、ペンタゴン最高司令部は絶望的な苦境に立たされる。
誰もが諦めかけたその時、一人の男が内部への侵入に成功する。かつて大統領専任のシークレットサービスとして活躍するも、ある事故で一線を退くことになった男、マイク・バニング。
果たして彼に託せるのか?逡巡するペンタゴンにバニングは告げる ――「必ず、救出する」
“タイムリミット”が刻一刻と迫る中、ただ一人、巨大な要塞の“深部”へと向かう。テロリストに隠された真の目的がある事を知らずに…。
前代未聞の危機、かつてなかった「ホワイトハウス陥落」というテーマを真正面からダイナミックに描き切る本作。特に前半の奇襲、攻防、占領に至るまでの15分間のリアルタイムな映像は衝撃的。製作チームは綿密なリサーチを繰り返し、元シークレットサービス、FBI、CIA、法執行機関の当局者たちからトップシークレットをも聞きだした。その中で判明した最大のポイントは、「軍の救援が到着するまでに15分かかる」という事実だった。そこから割り出されたのが、「13分で陥落し、15分で敵の要塞と化す」為の攻撃法のタイムライン。空からの奇襲によって幕を開け、陸上では多数のテロリストが自らの命を投げうって突撃してくる。平和そのもののワシントンの中心で一瞬にして戦争が始まったかのような、衝撃を伴う迫力とパワフルな臨場感が、見る者を圧倒する。
同時に後半、心に傷を抱えながら、かつての友である大統領を救う為、ただ一人、敵の要塞と化した内部を突き進む男の内面をドラマティックに魅せる。大統領は、世界の平和は、取り戻せるのか? そして何よりも、全てを失っていた男自身の信頼と尊厳は取り戻せるのか?
極限の状況はタイムリミットによって白熱し、クライマックスへと突き進んでいく。

雪の降り積もる、米国海軍サーモント支援施設、通称キャンプ・デービッド。
クリスマス。
大統領付きのシークレットサービス、そのリーダーであるマイク・バニングはアッシャー大統領とその家族の外出に付き添っていた。向かう道中、先導車が事故を起こし、大統領夫妻が乗る車が欄干に激突、橋から半分車体が乗り出す。宙吊り状態を必死に救い出そうとするバニングだが、どうしても2人を助け出す余裕が無い。シークレットサービスとしての職務遂行から、妻を必死に助けようとする大統領を無理やり車から引き摺り出した瞬間、車はバランスを崩し、暗い橋の下へと落ちていった。
目の前で妻を亡くした大統領の悲痛な叫び。母を亡くした息子の嘆き。そしてそれをじっと見つめるシークレットサービス、マイク・バニング。

  • AM6:20
  • AM10:00
  • PM6:29
  • PM6:58
  • PM7:04
  • PM7:06
  • PM7:13
  • PM9:26
  • PM9:54
  • PM10:23
  • PM11:56
  • AM6:20 いつも通りの1日が始まる。前日の4日は“独立記念日”。休暇明けのため、どこかゆったりとした空気が流れる中、バニングは仕事場へと向かう。あの事件以降、信頼を失い、大統領付きの職務を外れた。妻リアとの関係も満たされず、上司のジェイコブズは、そんなバニングを心配していた。
STOP

  • ジェラルド・バトラー:マイク・バニング/製作プロデューサー
  • モーガン・フリーマン:アラン・トランブル下院議長
  • アーロン・エッカート:ベンジャミン・アッシャー大統領
  • アンジェラ・バセット:リン・ジェイコブズ シークレットサービス長官
  • ディラン・マクダーモット:フォーブス
  • メリッサ・レオ:ルース・マクミラン国防長官
  • シュレイ・ジャッド:マーガレット・アッシャー大統領夫人
  • リック・ユーン:カン
  • バート・フォスター:エドワード・クレッグ将軍
  • ラダ・ミッチェル:リア・バニング
  • アントワーン・フークア:監督/製作プロデューサー

  • “ホワイトハウス陥落”への始まり
  • 演技派キャストによる見事なアンサンブル
  • “鉄壁の要塞”ホワイトハウスの中へ―――

本作の脚本を初めて読んだアントワーン・フークアは不意打ちを食らったような驚きを感じ、すぐにそれが、次に自分が撮るべき作品だと確信した。
「読んだ瞬間、すぐにそれが無限大の可能性をもつ脚本だと感じた」とフークア監督は言う。「『オリンポス・ハズ・フォールン(原題)』というタイトルがローマ帝国と神話を連想させる。オリンポス山はギリシャとローマの神々の故郷として有名な山であり、無限の力のシンボルでもある。この映画では、ホワイトハウスが想像を絶する方法で崩壊する。僕の心にエコーが響き渡った。偉大なるローマ帝国がアメリカと重なり、その偉大なるモニュメントが崩れ落ちる光景が見えたんだ」
そののち、フークアはジェラルド・バトラーが主演する事になり、映画の製作にも携わることを知った。そして何年も待ち望んでいた俳優と一緒に仕事をするチャンスに飛びついたのである。
一方でバトラーはプロデューサーとしてこの作品にフークアが参加することを熱望していた。「脚本を手にした時、すぐにフークア監督のことが思い浮かんだ」とバトラーは言う。「当代で活躍する偉大な監督のひとりだ。彼なら絶対にまとめ上げてくれると思った。彼の作品にある、その気骨に溢れたアクションとリアリズムは誰にも真似できないものだからね」
バトラー演じるシークレットサービスのマイク・バニングは、アジア人テロリストたちがホワイトハウスを制圧したのち、たったひとりで潜入する。破壊された建物の中で、誰の援護もなく緊迫した状況に追い込まれたバニングは、残酷なテロリストたちとの戦いを繰り広げていく。
「僕の成長期には、いつも悪い奴らはロシア人だった」とバトラーは言う。「現代の物語では、北朝鮮が恐ろしい脅威となった。リビアのアメリカ大使館での出来事のあと、僕たちはあらゆる瞬間において自分たちがどれほど攻撃されやすい存在なのかを感じ取るようになった。“北朝鮮の人間がホワイトハウスにやってくる”というアイデアに引き付けられたんだ」
フークア監督はこの大胆な脚本を気に入った。「ホワイトハウスが攻撃され、大統領が人質に取られる。でも、そんなことが本当に起こるのだろうか? それだけが疑問だった」。
そこで彼は脚本の舞台設定について、準備段階のリサーチを徹底して行った。結果、小規模だが、完全武装し訓練されたテロリスト集団ならば、ホワイトハウスに不意打ちを食らわし、短時間で深刻なダメージを負わせることが、実際に可能であることを知ってショックを受けた。人を引き付ける説得力のある物語になっていることを確信したフークアは、本作の絶対的な信憑性を高めるため、ホワイトハウスとシークレットサービスの両方について、さらに突っ込んだリサーチを開始した。
「これは強烈な物語だから、僕たちがきちんと地に足を付けている必要があった」とバトラーは言う。「さもないと、ただのメロドラマのような印象を与えてしまうだろう。僕たちが正しく描けば、観客の心をわしづかみにして、彼らはキャラクターと一緒に走り出してくれるだろう。そのためには、どの瞬間も説得力のある、リアルな作品でなくてはならなかったんだ」
フークア監督は、元シークレットサービス、FBI、CIA、法執行機関の当局者たちといった顧問チームとミーティングを行った。「元シークレットサービスや、ホワイトハウスで過ごした経験のある人間に参加してもらい、エンタテインメント大作として脚本のどの部分に飛躍が必要で、どこを正確に描いていけばいいのかを地固めしていった」
顧問チームの一員であり、テロへの対抗措置手段に対する専門的知識をもつリッキー・ジョーンズは、大統領官邸への直接攻撃は仮定の問題ではなく、誰かが試みる可能性があることをフークアに断言した。
「もしホワイトハウスが占拠されたなら、建物を詳細に知っていて、中にいる誰かがその脅威を排除する行動に出るだろう」と彼は言う。「マイク・バニングのような誰かが潜入し、組織的に支配権を奪い返すこともあり得る。もし彼が外の世界と連絡を取る方法を見つけ出すことができたなら、彼は政府の対処に役立つ存在となるだろう。脚本のすべてが僕には非常に真実味のあることに思えた」
彼の助言を通してフークアは、緊急時に派遣される軍隊がホワイトハウスに到着し、ホワイトハウスを包囲しながら、すでに官邸内にいる捜査官たちへの支援を提供するのに少なくとも「15分はかかる」ことを知った。
「首都ワシントンはうまく設計されている。ホワイトハウスに通じる直接の道路はないんだ」とフークアは言う。「だから陸地から到着するには、どんな軍隊でも少し時間がかかる。空からの方が断然早いが、十分練られた計画であっても混乱を引き起こすだろう。いくら警備態勢が整っていても、誰かが深刻なダメージを負わせることができる。バックパックをかついでフェンスまで来た人間がいるとする。中に何が入っているかをどうやって知るのか?誰かが米国領空に入ることができて、“喜んで死ぬ”つもりなら、どんな危害を最初に与えることができるだろう?」
本作の顧問たちは模擬攻撃のシミュレーションに協力し、その最初の15分の時間枠でホワイトハウスを占拠するのに必要な最小限の戦闘員数と、最も効果的な武器の種類を割り出した。さらに兵隊人形を使って、チームは細部に至るまで綿密に計画を立てた。フークアのテロ攻撃に対するコンセプトは、アジア人テロリストがアメリカの富に刃向うというものだった。「アメリカの究極のシンボルを、アメリカの武器を使って破壊するというテロ行動が衝撃的だ」とフークア監督は言う。「もしテロリストがある種の武器を入手し、敵の気をそらし、内通者がいたとしたら、現実的にどんなことが起こるのだろうと考えてみた。北朝鮮の人間がアメリカの道具を、アメリカの銃を、すべてアメリカの機器を使って破壊行為を行う。僕たちは高性能兵器とともに、ゴミ処理トラックのような、ありふれたものを使うことにした。僕たちが当然あり得ると思うものなら、おそらくテロリストも利用するだろう」
「ゴミ処理トラックは比較的簡単に入手でき、かなり確実な隠れ蓑になると考え、まずそこからスタートした」ジョーンズは言う。「7月5日に日時を定めたのは、独立記念日の休日の式典が済んだ後片付けをするために、当然ゴミ処理トラックが出動するからだ。フークア監督はそのアイデアを採用し、そこに彼独自の映画的タッチを付け加えた」
テロの特殊部隊がターゲットに近づくためにアメリカの最も基本的な“自由”を悪用することについて、フークア監督は説明する。「彼らの幾人かは旅行者のフリをして何のお咎めもなくあちこち移動している。人々がアメリカの自由を武器として利用しているのは事実だ。タイムズスクエアに、爆弾を詰め込んだバックパックを置き去りにした人間がいる。その攻撃が阻止されたのは、露天商が偶然見つけたからだ。そういうことがホワイトハウスで起こらないなんてどうして言える?大義のために喜んで死ぬ覚悟のテロリストが制圧される前に、多くのダメージを与えることは可能で簡単なんだ」
襲撃から陥落に至るシーンは15分、リアルタイムで撮影された。テロリストはホワイトハウスをきっかり13分で制圧する。「危険だった。現実に則っているからね」とフークア監督は言う。「信憑性のあるシーンにするために、多くのリサーチを重ねたよ。テロリストが使う“ロッキードC-130ハーキュリーズ”はすごい輸送機だ。彼らにどんなことができるのか?YouTubeを見ればわかる。彼らは火を噴く。もし飛ばす能力があって、死ぬ覚悟があるなら、ジェット機に撃ち落される時でさえ、“大量虐殺”を生み出すことができるだろう」
フークア監督は続ける。「脚本家たちを呼んで、そのシーンを少しずつ検討していった。脚本家たちはすでに、巨大な建物の中で起こるであろうことは完ぺきに想像している。だから僕たちはそれを建物の外の芝生やストリートにまで広げていったんだ。だから15分の奇襲シーンに関しては、あり得ないシーンは1つもない」
カメラを通してすべてを見て、身も凍るような思いだったとジョーンズは言う。「テロリストがホワイトハウスに刻一刻と入っていくところを見ながら、鳥肌が立った。巨大なセットはリアルで、酔いもさめるほど現実的な、見事なものだった。驚嘆したよ。あれはどこよりも最も安全な建物だ。世界一の訓練を積んだシークレットサービスによって守られている。それが奇襲テロで陥落するのを見られるなんて、最高の体験だったよ」
テロリストはターゲットを確保したのち、PEOC(大統領危機管理センター)に入って行く。ホワイトハウスの地下にある掩蔽壕で、大統領は緊急時にそこに避難する。ここでもまた、フークア監督は念入りにリサーチした。「そこはディック・チェイニー副大統領とほかの高級官僚たちが9.11同時多発テロ事件の間、入っていた場所だ」と説明する。「PEOCはどんな感じか、ドアを赤にすることも含めて、僕たちはすべてのディテールが正しく描かれるように最善を尽くした。得られた内部の情報が何であろうとありのままスクリーンに映し出そうとしたんだ」
本作のプリプロダクションを開始した時、フークアはシークレットサービスの内部の仕組みや鍛錬についてほとんど知らなかった。本作の製作が、捜査官の仕事への献身や進んで冒さねばならない犠牲に対して、監督の目を開かせた。「彼らがどれほど大切か、全然わかっていなかった。シークレットサービスには独自の訓練プログラムがあって、それは軍隊、CIA、FBIとは全く別物なんだ。彼らは何も起こらないことを確認しながら、常に防御モードに入っている。攻撃するように訓練される軍隊とは違う。彼らは真っ先に何も障害がないことを確認する。それに地元の警察とも即座に連携をはかる。彼らが大統領のスケジュールを管理しているんだ。彼らはそういう意味で、とてもユニークな独立した存在だ」
彼らの仕事には、ホワイトハウスのために進んで銃弾を受けることも含まれている。「自分の仕事は大統領とその家族をいかなる危害からも守ることだ。必要なら、銃弾の前に踏み出すことも辞さない。そんなことを志願する人間がそれほど多いとは思えない。彼らは驚異的だ。彼らの命は常に危険にさらされている。それを知った時、僕はこの映画で彼らを称えたいと思ったんだ」とフークア監督は言う。
数年前なら、本作の中心的物語を描くのは不可能だったかもしれないと監督は言う。「でも同時多発テロ事件以来、僕たちは世界を違う目で見るようになった。この映画はエンタテインメントではあるが、同時に警鐘でもある。僕たちが警戒心を怠ると、何だって起こり得る、そんな世界なんだ」

バトラーが演じるマイク・バニングは、以前、大統領の安全を守るシークレットサービスのチーム・リーダーだった。「彼は信頼のおける男だ」とフークア監督は言う。「一度は、大統領と非常に近しい関係だった。僕が話したシークレットサービスの人たちのように、彼も非常に忠誠心が強い。ところが大統領夫人に悲劇が襲いかかる」
「マイクは大統領夫人を救うことができなかった」とバトラーは言う。「そのあと、彼は国庫課に異動させられる。将来のない仕事だ。特にマイクのような元特殊部隊の男にとってはね。彼は贖罪の道を求めて苦しむ。それに彼自身、妻との問題も抱えていた。彼はそもそも気楽な男じゃないし、特に今は暗闇に取り囲まれているんだ」
「シークレットサービスには“ほとんど”という言葉はない」とフークア監督は言う。「100%の成功か100%の失敗しかない。マイクの場合、たとえ大統領を救ったとしても100%の失敗だった。マイクは堕ちたヒーローだが、彼は戻りたいと思っている。あのチームの一員に復帰したいんだ」
そしてテロ事件が起こり、彼は再び大統領の命をその手に握ることになるが、それは彼が望んだものとは大きく違っていた。大変な役であることは約束された事実だが、フークア監督は、バトラーなら挑戦するとわかっていた。「運命が自分の望んだ世界に自分を押しやることもあるが、それでも望んだ通りの形とは限らない。バニングは大統領を救い出すために地獄を経験する。野獣の腹の中に分け入り、生きて戻ってこなくてはならない。ジェラルドにはこの役にもたらす存在感と重みがある。彼は情熱的で、ひたむきだ。彼は眠らなかった。翌日のシーンのことを話すために午前3時に電話してきたよ。ちゃんと理解しようとして頭がいっぱいだったんだ。僕はそんな彼が好きだ」
合衆国大統領と副大統領をテロリスト軍団に奪われ、その重責は下院議長アラン・トランブルの肩にのしかかってくる。トランブルを米アカデミー賞Ⓡ受賞者モーガン・フリーマンが演じている。
「モーガンは演技すべてに威厳をもたらした」とフークア監督は言う。「彼は当代最高の俳優のひとりだ。彼がこの映画に参加した時、作品の価値が一気に上がった。彼の特別なところは、役にものすごいパワーをもたらしながら、常に優しさを忘れないところだ。もし国家が崩壊したら、僕は彼のような人に舵を取ってもらいたいと思う。アメリカの宝であり、彼と仕事ができることを光栄に思う」
「これはとてもエキサイティングなアクション映画だ。そういう映画をやるのはいつだって楽しい」フリーマンは言う。また、この物語にはとても信憑性があるとも言う。「もし北朝鮮から特殊部隊がやってくるとしたら、我々はどうやってそれを知り得るだろう?この物語では、簡単に信じさせてくれる。北朝鮮の人と韓国の人を僕たちが区別するのは難しい。それに韓国は我々の同盟国だからね」と彼は指摘する。
ベンジャミン・アッシャー大統領役には、監督が長い間仕事をしたいと思ってきたもうひとりの俳優、アーロン・エッカートが配役された。
「アーロンにはユニークなエネルギーがある」とフークア監督は言う。「彼もまた情熱的な男であり、演技の中に自我を消せる熱意溢れる俳優だ。彼は深みに入って行く。僕は若くて現代的な大統領を演じられる俳優がほしかった。すぐにそれがアーロンだと気づいたよ。とてもハンサムな大統領だ。それにあのえくぼがいいね」
エッカートは、世界中で最もパワフルな男を演じるオファーが来るとは思ってもみなかったと言う。「でも僕は、大統領をタフな男にしたいと思った。この映画ではかなり手厳しくやられるけれどね。それに僕はアクション映画が好きだ。これは僕がぜひ参加したかった、的確で、強烈な、全速力で突っ走るリアル・アクション映画なんだ」
フークア監督もまた、エッカートに日々のインスピレーションを提供した。「監督は強さ、知識、膨大な経験を私にもたらした」とエッカートは言う。「彼は物静かだが、望みがはっきりわかっている。それが俳優を新鮮な気持ちにしてくれるんだ。彼は常に、実験させ、次のレベルに追い込んでくれる。俳優一人ひとりに異なる演出をする。僕たち一人ひとりから最高のものを引き出したいからなんだ」
フークア監督の真実に対する献身的で断固とした動じない姿が、この映画を信憑性のあるものにしているとエッカートは言う。「テロリストがホワイトハウスを制圧する。僕たちは観客にそれが可能であることを信じさせる必要がある。僕たちには素晴らしいアドバイザーや顧問がついて、できる限り真実味が出るように僕たちを助けてくれた。それにフークア監督はアクションの演出が実に巧い。だから観客は思いがけない驚きを感じると思うよ」

フークア監督とアドバイザーたちが、ホワイトハウスへの攻撃計画をまとめたのち、監督は大胆な選択をした。首都ワシントンの景観をCGテクノロジーで広範囲に再現するのではなく、レプリカを組み立て、包囲攻撃の15分のシーンに限り、“特殊効果”を慎重に使うだけでフィジカルに表現しようとした。
「僕たちはこの映画でホワイトハウスを物理的に完全崩壊させようとした」と監督は言う。「かなり話し合ったよ。そういうやり方をするなら、目の前で本当に赤々と燃え上がるようにしなくてはならないだろう。大変な作業になる」
だが、首都ワシントンのエリアで撮影を行うのだろうと思っていたフークア監督は、プロデューサーたちからその巨大なレプリカをルイジアナ州シュリーブポートに建てる計画を聞いてショックを受けた。「そんなことをどうやってやるつもりかと、彼らに聞いたよ。でも僕たちは完ぺきな美術デザイナーを見つけたんだ。デレク・ヒルは一度オリヴァー・ストーン監督の『ブッシュ』でホワイトハウスを建てたことがある。そんなことができる人は、デレクしかいないと思ったんだ」
ヒルは本作の最も広範囲にわたるシーンのために、大規模で細部までこだわったセットを建てた。「撮影全体で一番感動した瞬間は、そのセットに初めて足を踏み入れた時だった」と監督は言う。「ルイジアナにホワイトハウスを建てた。ペンシルバニア通りを敷いた。噴水の泉も建てた。完全な前景と正面ロビーの完璧な内装を造った。彼らがあれほどのものをあれほどの速さで建てたことが、いまだに信じられないよ」 壮大な襲撃シーンの撮影初日、フークア監督はセットを埋め尽くすテロリスト、シークレットサービス、見物人を演じる黒山の人々を見ながら、ヒルの偉業に魅せられていた。「それを見て感動したよ」と監督は言う。「自分の事をデヴィッド・リーン監督の映画を観ている子供のように感じた。そのシーンは壮大だった。クレーンが上がり、大規模な戦闘シーンが行われた。これこそ僕が映画を作りたいと思った理由だった」
映画監督として、フークアはいつも自分が観たいと思う映画を作ろうとしてきた。「この映画を製作したのは、僕が観たいと望むものだったからだ。この映画は120分間、観客を驚かせ続けるだろう。楽しめる要素はたくさんある。情感に溢れ、所々では、かなり奥深い心理が描かれる。素晴らしいキャラクターたちがいる。そういうすべての異なる力が作用し合っているんだ」
だが何よりも、ド派手で危険を顧みないスペクタクルが満載の映画であり、観客をワクワクさせたいと監督は言う。「僕は物語を行ける限り遠くまで進めたい。映画は、並外れたキャラクターや出来事と状況のギリギリのところを描くべきだと思う。大きなスクリーンで上映されるその映画を観ながら、別世界に入り込むことができなくてはならないんだ」
「危険に直面するたびに、そこには何かエキサイティングなことが待ち構えている」と監督はまとめる。「自分をギリギリのところに追い込むことでアドレナリンが生成される。アドレナリンは生きている感覚を味あわせてくれる。『エンド・オブ・ホワイトハウス』のような映画は、人生や危険について考えさせてくれる。この映画では、ホワイトハウスが制圧され、人質を取られ、世界に身代金が要求される。そして、真の目的が暴露される。確かに度肝を抜くような話だが、それでも現実からそんなにかけ離れた話ではないんだ